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「第10回 京都大学 国際産官学連携シンポジウム ウェブでつなぐ産学連携」を開催いたしました。
(2012年3月21日)

2012/04/02

  • お知らせ
このたび産官学連携本部では、「ウェブでつなぐ産学連携」と題したシンポジウムを2012年3月21日(水)に京都大学芝蘭会館で開催いたしました。このシンポジウムは、大学で、企業で、情報発信を活用しながら活動されている方々をお招きし、実践的な「Communication」形成のヒントを探る目的で開催されたものです。 牧野産官学連携本部長の開会の挨拶に続き、ご来賓の文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課長の里見朋香氏にご挨拶いただました。 本シンポジウムは、第一部を「学からの発信」、第二部を「産からの発信」、第三部を「パネルディスカッション」の三部構成で開催しました。第一部では、大学側から、本調査研究の1つである本学のウェブコンテンツに関する成果発表のみならず、ウェブを用いた国際マーケティングで実績があるオークランド大学(ニュージーランド)のユニサービス社やオックスフォード大学(イギリス)のアイシスイノベーション社より情報発信についてご講演いただきました。 また、第二部では、産業界側から、P&Gイノベーション合同会社、BASF SE社、村田製作所より、ウェブを用いて自社が求めるニーズを集め、実際に商品化に結び付けた実例や、歴史的な観点から産学連携の成功例と失敗例を振り返り、新たな産学連携の手段としてウェブを利用しつつも最終的にはどのような形で成功へと導いていくべきかという視点からご講演いただきました。 そして、第三部では、第一部、第二部の講演者を交えて「国際的な産学連携を力強く推進していくためには双方の情報をいかに活用していくべきか?」との観点からパネルディスカッションを行い、大学と産業界との間で活発な議論が繰り広げられました。 当日は、東北や九州等の遠方からも大学、産業界の双方から多数の参加があり、本テーマにおける関心の高さが窺えました。また、多くの来場者が交流会にも参加し、この交流会が単なる講演者とのふれ合いの場ではなく、講演者を含む全ての来場者が積極的に双方の情報を交換し、交流を深める場として活気に満ちていたのが印象的でした。 産官学連携本部では大学と社会がコンタクトしやすい環境の整備を推進するため、今後もこうしたシンポジウムを開催していきます。

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