j.Podは、口の字型の木枠を45cm間隔に7本並べて、4隅を繋いで箱の形にしたものに、外側にブレースを張ったり、木枠の内側か外側にぐるっと合板を貼ったりして作る構造体です。
木枠が並んだ様子が肋骨(リブ)のように見えるので、この木枠をリブフレームと呼び、マッチ箱の外側のケースのように見える箱を、えんどう豆のさやという意味のPod(ポッド)と名付けました。
このPodが基本単位(ユニット)となり、Podを平面に並べて、また積み上げることで、様々な建築物を建てることができます。「レゴ※」という幼児のおもちゃがありますが、これと同様に、いくつかのユニットを組み合わせることで自在な形状の建築物をつくることができます。
Podをジョイント(joint)して建物にする―これが、j.Pod工法です。
j.Pod工法は、現在、基準法で定められる軸組工法、枠組壁工法(2×4工法)、丸太組工法のいずれとも異なる第4の工法です。
j.Pod工法は耐震性に優れ、部材のサイズを標準化することで、生産も施工も簡便なことが大きな特徴です。
※「レゴ」はレゴ社の登録商標です。