産官学連携本部について

産官学連携本部が目指すもの

京都大学は創設以来、深い思索に基づく創造的な研究や新規学問領域の構築など、世界に誇るべき諸成果をあげるとともに、多様な経験・知見を有する人材を輩出してまいりました。

一方で、現在、20世紀には想像もしなかったような急激な社会・環境の変化を体験しつつあります。これらの背景を踏まえ、本学としても基本理念の一つである「地球社会の調和ある共存」に貢献することを目指して、大学の本分である学術と教育を通じた産業界との連携を進めてきました。

産官学連携本部は2007年に発足以来、「産官学連携の推進」「知的財産の確保と活用」「ベンチャーの育成・支援」という三つの大きな柱となる活動方針の下、本学の研究成果を地球社会の調和ある共存に貢献することを目的に特徴を生かした産官学連携活動を実施してきました。

また、本学では、指定国立大学法人として、社会とのインターフェース機能を強化し、産官学連携活動を更に加速させるために、コンサルティング事業、研修・講習事業等を実施する本学出資会社「京大オリジナル株式会社」を20186月に設立致しました。新たに設立した京大オリジナル株式会社と既に本学の出資を受け運営している京都大学イノベーションキャピタル株式会社及び株式会社TLO京都とを有機的に連携させて、研究成果・知的財産の活用促進に向けた産官学連携の新たな「京大モデル」の構築を加速しております。これにより、本学の研究成果を最大限に活用し社会に貢献していくことを目指しています。

産官学連携本部の活動に関しまして、本学の更なる発展のため、今後ともご支援・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

理事(産官学連携担当) 阿曽沼 慎司

産官学連携本部の理念

豊かな未来の創造に貢献していくこと、社会の課題解決に取り組むことが、昨今に於いてかつてないほど大学に求められております。京都大学産官学連携本部は、大学の知を産業界に繋ぎ、共に新たな価値を創出することで、未来創造と社会課題の解決に取り組むことを使命としております。

当本部の使命を実現するためには、伝統的手法である技術移転や共同研究の促進だけでは到底なし得ません。国内外の様々な分野の方々との創造的な対話と積極的な協調、地域社会を中心とした世界的なスタートアップエコシステムの構築、イノベーション・カルチャーの継続的な普及、そして本学で急速に醸成されてきたアントレプレナーシップを更に社会に啓蒙していくことで、初めて成し得るものと考えております。

一方、上記諸活動の根底を支えるものが、本質を追求した思想や深い考察に裏打ちされた基礎研究です。この基礎研究こそ、様々な分野において技術や知見を産み出し、「真の社会貢献につながる」と、確信しております。その様な基礎研究への適切な資金還流に貢献していくことも、当本部の目指すところです。

以上の理念のもとで、当本部は、諸活動を推進して参りますが、皆様のご協力・ご助言・ご指導があってこそなし得るものです。

ご厚情のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

産官学連携本部長 室田 浩司

主な活動

  1. 産官学連携に係る諸施策の企画・立案及び調査研究
  2. 共同研究及び受託研究等の推進
  3. 産官学連携本部における共同研究プロジェクトの実施及び支援
  4. 海外の研究機関や企業等との連携、地元自治体、学校等の地域社会連携の推進及び支援
  5. 知的財産の確保と活用に関する支援及び知的財産戦略の企画・立案
  6. 京都大学の研究成果の事業化に取り組むベンチャー企業、起業家、研究者に対する支援

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