2018/03/14
京都大学産官学連携本部では、ライセンスや共同研究などを通じて研究成果を社会に還元することを目的に、京大テックフォーラムを開催します。
京大テックフォーラムでは、各回テーマを設定し、テーマに関係する本学の研究について、研究者自らが発表します。今回のテーマは『材料の活用によるグリーンテクノロジー -水浄化に生かす-』です。
発表の他に、名刺交換、情報交換会も予定しておりますので、ご興味がある方はぜひお越しください。
2018年4月25日(水) 12:50~17:15
「京都アカデミアフォーラム」in丸の内 会議室
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/kaf/about/access.html
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 10階
先着100名
京都大学産官学連携本部 本部長室
担当:大西、河前、植田
Tel:075-753-9720
E-mail: tech-forum@saci.kyoto-u.ac.jp
◇詳細についてはこちらをご覧ください
12:30 受付
12:50 開会挨拶
13:00 中川 浩行(京都大学 工学研究科 准教授)
『流通型電気化学反応器の開発と促進酸化プロセスへの応用』
フェントン反応を効率よく行うことができる流通型の電気化学反応器を開発しました。多孔質の炭素ブ
ロックを電極にした新しい反応器で、1,4-ジオキサンやフェノールなどの有害有機物を酸化分解した例
を紹介します。
14:00 長嶺 信輔(京都大学 工学研究科 准教授)
『階層的多孔質構造をもつ酸化チタンの作製と⽔処理技術への応⽤』
直径数十ナノメートルの繊維とその集合体を壁とした数ミクロン径のマクロ孔から成る階層的多孔質
構造を持つ酸化チタンを作製しました。これを晶析によるリンの回収や光触媒による色素の分解に応
用した例を紹介します。
15:00 西村 文武(京都大学 工学研究科 准教授)
『生物反応と物理化学的反応を組み合わせたハイブリッド水処理技術の開発』
下廃水処理では微生物の代謝を活用した水処理技術が主流ですが、短所や限界も報告されていま
す。ここでは物理化学的処理法と生物処理法を組み合わせ、個々の短所を補完し両者の長所を活用
させる新規廃水処理プロセスを紹介し、その効果について説明します。
16:00 情報交換会
17:00 閉会挨拶
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お問い合わせの内容によっては、産官学連携本部以外の学内部署・本学関係会社等から
ご回答させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。