2018/11/05
京都大学大学院情報学研究科・京都大学デザインスクール(京都大学デザイン学大学院連携プログラム) 特定准教授
データを用いて物語を伝える手法であるデータストーリーテリングが注目されています。これは、既存のデータを活用し、または、新しく集めたデータを活かして、データから見えてくる事実を含めつつストーリーを記述する方法です。複数の背景の異なる部門の人々といっしょに共通認識を作りながらこのような作業を行うことにより、ストーリーの登場人物の心の動きについて議論し、課題抽出を行うことが可能となります。この手法は、共同で課題解決を行う場合に有用な手段となります。このような手段を社内で用いることにより、ワークフローの調整や顧客満足の改善、更には、新しい企画を作成するためのプロジェクトを推進することに効果が期待されます。
本講座では、業務プロセスの可視化とシミュレーションとを可能とする手法であるジャーニーマップとその前提となるペルソナ設計を座学で学んでいただきます。更に、社会行動に関するデータ分析を用いてデータストーリーテリングの方法とプロセスマイニングを社内で行う際に有用なフレームワークを学習します。また、日常生活を題材としてデータを用いた基礎分析とデータジャーニーマップの作成を行う実習を通じ、データストーリーテリングについて学んでいただきます。
社内業務や新規事業について方法論を学習したい方、自身の業務の見直しやデータ利活用についてアイデアを見つけたい方、プロセスの見直し、顧客体験の改善、新プロジェクト立ち上げをこれから行いたい方に新しい気づきと発見を見つけられる機会を今回の講座で提供いたします。
2018年12月17日(月)9:30-17:00
京都アカデミアフォーラムin丸の内
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/kaf/about/access.html
入館方法はこちら
https://www.kyodai-original.co.jp/common/img/outline/kyoto_academia_forum.pdf
〒100-6510 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング10階
30名程度
50,000円(消費税込) ※後日請求書を郵送します。
京大オリジナル株式会社
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京大オリジナル株式会社 担当:山口・鈴木
075-753-7778 当日連絡先:03-6259-1891
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