2020/10/02
食品トレーサビリティは、食品安全に関する万が一の事態に備えるだけでなく、表示の信頼性や業務の効率性の向 上に寄与し、それを通して取引先や消費者の信頼を得ることができます。
本講座では、食品トレーサビリティの原理、食品衛生管理、危機管理の講義とともに、食品企業の担当者を講師に招 き、事業者におけるトレーサビリティ導入や従業員のトレーニングの実践例についても講義を行います。
本年度は、特別版として、新型コロナ感染症への対応のため、動画配信とZoomを用いた講習とします。また、現在、 違法漁獲物の流通を防止し、水産物の流通適正化を図るため、特定の水産物についての取引記録の作成・保存と漁獲 番号の伝達によるトレーサビリティの確保に向けた制度の導入が検討されています。そこで、応用編では、例年のケー スメソッド(演習)に代わり、水産物を具体例として、さまざまなタイプの産品へ導入する場合のポイントを解説し、広く 導入していただく際の参考になるようにします。水産庁と連携して準備を進めています。 これらの講義により、食品トレーサビリティの仕組みを構築する能力、初級程度の研修会の講師を務める知識が獲 得でき、「トレーサビリティ管理士」の資格も取得可能です。
食品企業で品質管理・保証を担当する方々、とくに水産物を扱う事業者、国や地方自治体の立場で指導にあたる 方々、漁業協同組合や各種団体・協会、情報システム会社などで支援にあたる方々は、ぜひ受講してください
開催日 開催時間 |
2020年11月05日(木) 原理編 録画動画配信開始(1週間の視聴期間) 2020年11月13日(金) 応用編 13時~16時20分 ZOOMによるライブ配信 |
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開催地 |
ZOOMによるオンライン配信にて開催します。 |
定 員 |
50名程度 |
詳 細 |
本講習会は、食品トレーサビリティの管理者やアドバイザーなど専門家の育成を目的としています。 本年度の講習は、特例として、コロナ対策のためオンライン講習とします。まず、原理編として、これまでのように 食品トレーサビリティの原理、食品事業者のトレーサビリティ導入の事例、食品衛生管理、危機管理に加え、今年 度は海外のトレーサビリティの実情、表示の信頼性確保についても習得いただけるようにします。 応用編では、内容的にも特例として、上記特定の水産物へのトレーサビリティ義務化の動きを受けて、水産庁と連携し、導入のため講習を行います。他の品目にも応用が利きますので、広い分野からの受講をお待ちしています。 例年の実施計画を作る実践的な演習(ケースメソッド)は来年から再開します。 民間認定ですが、試験を実施し、「トレーサビリティ管理士」の資格を授与します。
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申し込み |
下記URLからお申込みください。 |
申し込み 締切日 |
2020年10月28日(水) |
問い合わせ | 京大オリジナル株式会社 ナレッジプロモーション事業部 Tel:075-753-7778 E-mail:kensyu@kyodai-original.co.jp |
関連リンク | https://www.kyodai-original.co.jp/?p=9245 |
備考欄 |
主催:食品トレーサビリティ講習会 |
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