2023/10/20
「人生100年時代」とも言われる時代のなかで、私たちは、発達や加齢にともなって変化する自らの身体と向き合いながら、「あるべき」身体や「よりよい」身体を求め、ますます多くのサービスや制度を利用するようになっています。私たちは、社会としてこのような欲求/要求にどう向き合ってゆけばよいのでしょうか?
今回のシンポジウムでは、文化人類学者の磯野先生をお招きして、私たちが自らの身体を調整し、改変し、加工し続ける営みを社会としてどう位置づけてゆくべきかを考えます。
一般の人たちにも馴染み深い「脱毛」を題材としながら、私たちが「理想の身体」を追い求めることのどこまでが、なぜ社会的権利として認められる/られないのかを検討していきます。
皆様のご申込をお待ちしております。
※本シンポジウムと発表される成果の一部は科学研究費助成事業の支援を受けて実施しています。
開催日 |
2023年11月18日(土) |
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時間 |
15時00分~16時30分 |
開催地 |
京都大学国際科学イノベーション棟 西館 5階 シンポジウムホール/オンライン(Zoomウェビナー) |
定員 |
本会場 200名(先着)/オンライン 200名 |
詳細 |
※ 詳細はこちら(PDF)をご覧ください。 ●対象どなたでも参加していただけます●プログラム 15:00~15:05 開会挨拶 月浦 崇「生涯学」領域代表、京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授(認知神経科学) 15:05~15:50 特別講演 「21世紀の理想の身体 ~人類学を使って脱毛が権利になる社会を想像する~」 磯野 真穂 ※本発表は、一般社団法人De-Siloの助成金を受けて実施されています。 15:50〜16:10 特別講演を受けて 日髙 聡太 上智大学 総合人間科学部 教授(心理学) 安元 佐織 大阪大学 人間科学研究科 講師(社会学) 桑原 牧子 金城学院大学 文学部 教授(文化人類学) 16:10~16:30 ディスカッション/質疑応答 ※会場、及びZoomからご質問を受け付けます。 総合司会:筒井 淳也 「生涯学」B01 高年社会参加班(社会学)代表/立命館大学 産業社会学部 教授 ●受講料 無料 詳細はこちらをご覧ください ![]() |
申し込み | 以下のフォームよりお申込みください。 https://www.kyodai-original.co.jp/?p=20743 |
申し込み締切日 | 2023年11月15日(月) |
問い合わせ |
京大オリジナル株式会社 プロジェクトマネジメント部 |
備考欄 |
【主催】文部科学省科学研究費助成事業 |
こちらのフォームからお問い合わせください。
お問い合わせの内容によっては、産官学連携本部以外の学内部署・本学関係会社等から
ご回答させていただく場合がございますので、あらかじめご了承ください。