京都大学及び「京阪神スタートアップアカデミア・コアリション」（KSAC）はカリフォルニア大学サンディエゴ校（UCSD）Institute for the Global Entrepreneur（IGE)との連携協定（MOU）を締結しました。

本学が主幹機関を務める「京阪神スタートアップアカデミア・コアリション」（以下、「KSAC」）は、カリフォルニア大学サンディエゴ校（以下、「UCSD」）のInstitute for the Global Entrepreneur（以下、「IGE」)との連携協定（MOU）を締結しました。

KSACは、京阪神の大学・産業界・金融界・自治体等60以上の機関が参画し、地域や組織を超えて連携を図り、人材・研究課題・資金の好循環をつくり、京阪神における起業家の裾野拡大、大学発スタートアップを連続的に創出していくことで、世界に伍するスタートアップ・エコシステムの構築をめざすプラットフォームです。IGEは、カリフォルニア大学サンディエゴ校ジェイコブス工学部とレディ経営大学院が共同で設立した組織であり、エンジニアへの起業家教育によって革新的な技術の社会実装を行うことで、経済の活性化と社会貢献を目指しています。

本MOUの下、KSACとIGEは、研究者や学生を中心とするアカデミアの人材交流、日米共同プロジェクトの開始や共著論文の発表、情報や資料等の交換、起業家向け情報の提供、相互訪問による短期教育コースの実施などを行います。

本学は、UCSDと2014年に大学間学術交流協定を結んでおり、京都大学サンディエゴ研究施設と称するオンサイトラボを設置し運営する等、UCSDと継続的に交流を深めてきました。このたびのMOU締結によって、これまでに積み重ねられてきた両機関の学術交流を関西圏に拡大しながら促進し、産官学連携による日米両国の研究成果の社会実装を加速することが期待されています。