京都大学 先端技術シンポジウム2010 in Tokyo(1月22日)
Kyoto University Emerging Technologies Symposium 2010
産官学連携本部・産官学連携センターは、東京品川の京都大学東京オフィスにおいて、Kyoto University Emerging Technologies Symposium 2010を開催した。
本シンポジウムは文部科学省「産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム):国際産官学連携推進活動」の一環として開催したもので、全て英語で実施した。
シンポジウムは、京都大学 松本紘総長の挨拶に引き続き、英国大使館クリス・プーク科学技術参事官及びバイエルクロップサイエンス(株)クロード・ランベル執行役員研究開発本部長から「世界における産学連携の状況と京都大学(日本)への期待」について、それぞれ特別講演をいただいた。
続いて、本学を代表する世界的な化学系研究者である工学研究科田中勝久教授、森泰生教授、エネルギー科学研究科八尾健教授、化学研究所上杉志成教授の4名から技術講演を行い本学の高度な最先端技術を紹介するとともに、牧野圭祐産官学連携本部長より本学の産官学連携の取組みについて紹介した。
シンポジウムには、海外企業の日本法人、各国の大使館・公的機関より、48名の参加があり、講演を熱心に聴講されるとともに活発な意見交換がなされた。
参加者からは、本シンポジウムを通じて京都大学への関心が高まった、共同研究等の具体的連携に向けた議論を進めていきたい、等の感想が寄せられた。
また、シンポジウム終了後のレセプションでは、塩田浩平理事による挨拶、川端達夫文部科学大臣の来賓挨拶があり、京都大学関係者と参加者との懇親が深められた。
川端達夫文部科学大臣
松本紘京都大学総長
英国大使館科学技術・学術参事官クリス・プーク氏特別講演と会場の様子
左から、
京都大学工学研究科 田中勝久教授、
京都大学エネルギー科学研究科 八尾健教授、
京都大学工学研究科 森 泰生教授、
京都大学化学研究所 上杉志成教授