2010/09/16
今回の来訪は、KITが推進する技術移転部門の国際ネットワーク構築と成功事例等の調査研究のため2008年の北米訪問に続く第二回として企画されたアジア圏の訪問調査の一環として、京都大学の産学連携組織及び活動についての情報収集と意見交換を目的に行われたものです。 来訪団にはKIT技術移転部門関係者の他、バーデン・ビュルテンベルク州科学研究芸術省、ヘルムホルツ協会、ドイツ航空宇宙センター、ドレスデン・ローゼンドルフ研究センター、イノーグループ(国際技術移転戦略コンサルタント会社)の関係者等が参加され、事務局となったフラウンホーファー日本代表部及び在日ドイツ商工会議所の関係者と合わせ、14名が来学されました。
本学からは牧野圭祐本部長をはじめとする産官学連携本部関係者が出席して行われた会談では、まず来訪団のJens Fahrenberg部門長よりKITが現在取り組んでいる活動や今後目指すべきビジョンについて紹介があり、続いて京都大学産官学連携本部の牧野本部長から京都大学の概要及び産官学連携活動についての概要紹介を行いました。その後のディスカッションでは活発な質疑応答が続き、KITと京都大学が抱える共通の課題や産官学連携戦略についてなど有意義な情報交換が行われました。
なお、京都大学は2010年7月に開催された日独6大学長会議において、国際的な学術交流の推進を目的にカールスルーエ工科大学と共に共同宣言に署名しています。
![]() ディスカッションの様子 |
![]() 参加者集合写真 |
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